今号にあたって◆小倉利丸

【特集1】岐路にたつ? オルタ・グローバリゼーション運動
【座談会】WSFはどこへ向かうか
勝俣誠×毛利聡子×大津祐嗣×武者小路公秀×小倉利丸(司会)

もうひとつの世界社会フォーラムは可能か◆NOVOX

WSF:ケニアの展望――「民衆議会」を代表して◆ワングィ・ムルバティア、ハッサン・インドゥーサ

世界社会フォーラムは民衆闘争に役立つか?
社会フォーラムという方式はそのために適切か?◆サミール・アミン

閉ざされた「自由な空間」から社会的空間のオルタナティブへ――世界社会
フォーラム=空間論批判◆小倉利丸

WSFは、多様な矛盾を体現しうるのか?
――二〇〇六年から第七回WSFまでの国際評議会の議論から◆大屋定晴

WSFナイロビと社会運動◆秋本陽子

いま改めて運動の再構築を――ODA集会から新自由主義を考えた◆丸山重威

ケニア・ナクル湖に何が流し込まれたか◆神戸俊平

搾取的移住・人身売買との闘いの重要性と困難さ
――ナイロビ世界社会フォーラムでのワークショップを終えて◆武者小路公秀

ナイロビ発「世界は9条を求めている」◆川崎 哲

「もったいない」だけではもったいない
――グリーンベルト・ムーブメントのラディカリティ◆春日 匠

キコンバ・スラム訪問◆寺本 勉

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【特集2】エクアドル世界反基地会議

この熱気を日本に持ち込めるか
――エクアドル世界反基地会議の私的報告◆山口 響

【エクアドル会議参加記】沖縄から世界へ、世界から沖縄へ◆伊佐由貴

自らの基地をみつけた反基地ネットワーク◆ハーバート・ドセナ

〈エクアドル会議参加者座談会〉
◆安次富浩×高里鈴代×平良夏芽×山口響(司会)

島を盗む――軍事要塞化されたディエゴ・ガルシア◆ジョン・ピルジャー

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研究会報告:憲法研究会報告/戦後研究会報告

【時評】浮上した「集団的自衛権」論議
――破壊状況に抗する運動を!◆天野恵一

【書評】
◎デヴィッド・ハーヴェイ著『新自由主義 その歴史的展開と現在』◆国富建治
◎ピープルズ・プラン研究所編 シリーズ「改憲」異論4『体験的「反改憲」運動論――なぜ私たちは「護憲」ではないのか」◆松井隆志

【うちなーだより29】沖縄をどこへ拉致するのか◆由井晶子

【運動の思想を読む24】田口裕史『戦後世代の戦争責任』◆北野 誉

【アジアのムラから見た世界《20》】魚に頼まれた漁民◆大橋成子

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