研究会・講座

  • ■次回戦後研究会
    日時:2024年7月24日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:池田祥子さん読んでくるもの:開高健『サイゴンの十字架』光文社文庫(2008年)(または文藝春秋版) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られ る方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事 […]
  • ■次回戦後研究会
    日時:2024年6月19日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:天野恵一さん読んでくるもの:高草木光一『混沌の哲学:アカデミズムを越えて』岩波書店(2023年) ※感染対策で参加人数を把握したいため、新規あるいは久しぶりに会場に来られ る方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事前 […]
  • 第18回「経済・財政・金融を読む会」
    みなさま。7月14日(日)に第18回経済・財政・金融を読む会を開催しますので、案内をさせていただきます。今回は、ケアの問題をテーマとして扱います。 いま人口減少・少子高齢化が急速に進むなかで、ケア(医療・介護・子育てなど)の必要性が高まっています。しかし、ケアの仕事に対する社会的評価はけっして高くな […]
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論説

  • ドイツにおける極右地方政権への道? ―欧州議会選挙を振り返る
    木戸 衛一(大阪大学招へい教授) はじめに  2024年6月6~9日、欧州連合(EU)加盟27カ国で、第10回欧州議会選挙が実施された。周知のように、多くの国、なかでもフランス、ドイツ、オーストリアで「自国ファースト」の極右勢力が躍進した。  本来不戦共同体として始まったはずの欧州統合は、EU発足当 […]
  • 新しい学生運動の爆発的出現とアメリカ帝国権力の動揺——パレスチナの復権と〈反ユダヤ主義〉狩りの無力化
    武藤一羊      5月11日の朝、以下のニュースに出会った。 【ワシントン時事 5月11日】 バイデン米政権は10日、パレスチナ自治区ガザで戦闘を続けるイスラエル軍について、米国製武器を国際人道法に違反する形で使用していると「評価することが合理的だ」と指摘する報告書をまとめ、議会に提出した。 【朝 […]
  • 「日本の経済成長が復活する」と大はしゃぎする人たち
     ――労働力不足時代の経済は、いかにあるべきか                          白川真澄 大企業の利益は過去最高を更新し、日経平均株価は急上昇し続けてバブル期の史上最高値まであと少しに迫る。その一方で、GDPは30年間の「長期停滞」の帰結としてドイツに抜かれて4位に転落し、実質賃金 […]
  • 政党の財政基盤をめぐる新しい政治改革のために―公的助成と自主財源をめぐって
    大井赤亥(広島工業大学非常勤講師) はじめに 2024年の政局は自民党の派閥裏金問題で幕を開け、1993年の政治改革から30年をへて、あらためて政治の刷新が問われる年となった。 裏金問題の発端は2022年11月の「しんぶん赤旗」による告発記事にさかのぼる。それによると、自民党の5派閥が開催してきた政 […]
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時評

  • 日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会
    参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]
  • 介護保険の崩壊~~形骸化された「介護の社会化」
                         白崎朝子(介護福祉士・ライター)  2024年4月10日。花吹雪を見つめながら、遅かった春の到来を感じていた朝。朝日新聞の一面トップ記事に、絶句した。 「介護保険料6500円以上が半数 74自治体調査 6割超が引き上げ」とあり、なんと大阪市の介護保険料は92 […]
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コラム

  • ナガサワ先生の高校白書 40
     今年度、初めて歴史総合の授業を担当している。以前に書いたように18 世紀以降の日本史と世界史を融合した科目である。そこで授業実践の構想を書いてみる。手引きとするのは小川幸司さんの『世界史とは何かー「歴史実践」のために』(シリーズ 歴史総合を学ぶ③、岩波新書、2023年)である。小川さんが「根拠の問 […]
  • 人間の死、歴史の中の人間の死、現在進行形の死
    小泉雅英  既にふた月が過ぎたが、今年は多難な幕開けであった。それでも生きて行くために、何かしらの希望を持ちたいが、まずは昨年を振り返っておきたい。2023年とは、どんな年だったのか。少なくとも私には、<人の死>に思いを致さざるを得ない年だった。あらためて、人間の死、歴史の中の人間の死、現在進行形の […]
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書評

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国際

  • 日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会
    参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]
  • フィリピン 反乱鎮圧が続く中、和平交渉の行方は?
    本稿は、フィリピンの人権問題に取り組むStop the Attack Campaignのメールマガジン(2023年12月)から転載したものです。 大橋成子(ピープルズ・プラン研究所、APLA理事) 2023年11月23日、フィリピン政府とフィリピン民族民主戦線(NDFP)は、同時に記者会見を行い、両 […]
  • 今、ラテンアメリカで何が起きているのか?ー民衆運動の現在と課題                         
    太田昌国氏 講演 <概要説明>                             1980年代からボリビア「ウカマウ集団」の映画作品を、日本で独自に紹介・上映してきた太田昌国(シネマテーク・インディアス)が、1970年代の現地滞在以来の経験と考察を基に、「今、ラテンアメリカで何が起き […]
  • 「大地の蜂起」をめぐって  アンドレアス・マルム
    (箱田徹・訳) 「大地の蜂起が実は危険なテロリスト集団だという印象を与えるために、フランス政府は教祖をでっち上げざるをえなかった」 『パイプライン爆破法』の著者アンドレアス・マルムが語る。 大地の蜂起[i]への解散令でジェラルド・ダルマナン内務大臣に言及されたスウェーデンの著述家アンドレアス・マルム […]
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