研究会・講座

  • 第21回「経済・財政・金融を読む会」
    みなさま。次回の経済・財政・金融を読む会は、7月26日(土)の13時30分~16時30分に開催します。 2%を超えるインフレが人びとの生活を苦しめているなかで、参院選に向けてすべての野党が食料品の消費税減税を柱にした減税の主張を競いあい、減税ポピュリズムが吹き荒れています。また、石破政権は、物価上昇 […]
  • ■次回戦後研究会
    日時:2025年6月25日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:福岡愛子さん読んでくるもの:渡辺秀樹『憲法事件を歩く:尊厳をかけて闘った人々と司法』岩波書店(2025年) ※新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで 必ず事前に連絡してください(定期的 […]
  • ■次回戦後研究会
    日時:2025年5月28日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:前原喜久男さん読んでくるもの:奥泉光・原武史『天皇問答』河出新書(2025年) ※新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事前に連絡してください(定期的に来られている方は連絡不要です […]
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論説

  • トランプ政権の再登場で世界情勢はどうなるか
                                        金子文夫   2025年1月20日、第二次トランプ政権(トランプ2.0)が成立する。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権の目玉政策は、関税引き上げ、移民排除、大型減税、エネルギー政策転換、規制緩和などだ。いずれも第二次政権誕生を […]
  • メモ:24年10・27〜総選挙自公が過半数割れの惨敗/対決点なき政治の流動化へ
    Ⅰ 24年総選挙の結果1 獲得議席、比例区獲得票         獲得議席  増減   比例区獲得票    得票率  21年   増減 自民党    191   ▼56    1458.2万票  26.7% 1991万票 ▼533万票 公明党    &nbsp […]
  • 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
    コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機  移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
  • ドイツにおける極右地方政権への道? ―欧州議会選挙を振り返る
    木戸 衛一(大阪大学招へい教授) はじめに  2024年6月6~9日、欧州連合(EU)加盟27カ国で、第10回欧州議会選挙が実施された。周知のように、多くの国、なかでもフランス、ドイツ、オーストリアで「自国ファースト」の極右勢力が躍進した。  本来不戦共同体として始まったはずの欧州統合は、EU発足当 […]
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時評

  • 現地ルポ:尹錫悦大統領の罷免と韓国市民民主主義(第1回)
    白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長  昨年12月3日、私はソウルにいた。2016年秋から17年春にかけての「キャンドル革命」の記録映画の日本上映に関する打ち合わせのためだった。その深夜、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当時)による突然の「非常戒厳」が […]
  • トランプ2.0の世界と日本(要旨、修正・補充版)
      白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。  *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]
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コラム

  • 〈書評〉原武史『象徴天皇の実像―「昭和天皇拝謁記」を読む』
    岩波新書 2024年10月 天野恵一  本書のサブタイトルにある「昭和天皇拝謁記」とは、戦後の初代宮内庁長官となった田島道治の書き残した昭和天皇との対話の記録であり、両者のやりとりが詳細に残されている。それは49年から53年にかけてのものであり、占領期全体をカバーするものである。この「拝謁記」全文は […]
  • 備忘 (兄のことなど)
    小泉雅英  朝から思わぬ春の雪に見舞われ、強風で出航できず延期していた兄の散骨を、先日、ようやく終えた。風は少しあったが快晴で、4月末の横浜(八景島)沖の海で、小さなボートから、白い粉末の遺骨を、海に流した。数えることのできぬ小さな粒子となった兄は、風に舞い上がり、海面で浮遊する粉末の遺骨を包み込み […]
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書評

  • 〈書評〉原武史『象徴天皇の実像―「昭和天皇拝謁記」を読む』
    岩波新書 2024年10月 天野恵一  本書のサブタイトルにある「昭和天皇拝謁記」とは、戦後の初代宮内庁長官となった田島道治の書き残した昭和天皇との対話の記録であり、両者のやりとりが詳細に残されている。それは49年から53年にかけてのものであり、占領期全体をカバーするものである。この「拝謁記」全文は […]
  • 本の紹介『ルポ 軍事優先社会--暮らしの中の「戦争準備」』
    吉田敏浩著、岩波新書、2025年2月刊行、定価:本体960円+税  2025年度の予算案が異例の再修正を経て3月31日、年度内にギリギリで可決成立した。政府予算案が修正されたのは29年ぶりという。少数与党という国会情勢で、103万円の年収の壁、教育費無償化、高額療養費制度などの課題が、野党各党の思惑 […]
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国際

  • 現地ルポ 第2回 大統領選挙勝利から李在明政権樹立に見る韓国市民民主主義
    白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)  高い投票率、年代・性別で異なる投票行動  6月3日午後8時、投票終了とともに、韓国MBCテレビが、李在明(イ・ジェミョン)候補の当確を報じた。その後開票が進み、確定した得票率は、李在明(共に民主党)49.42%、 […]
  • 現地ルポ:尹錫悦大統領の罷免と韓国市民民主主義(第1回)
    白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長  昨年12月3日、私はソウルにいた。2016年秋から17年春にかけての「キャンドル革命」の記録映画の日本上映に関する打ち合わせのためだった。その深夜、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当時)による突然の「非常戒厳」が […]
  • 極右台頭とガザ虐殺が二分するもの : 西欧民主主義はどこにいくのか?
    コリン・コバヤシ 選挙後のフランス社会の地殻変動的危機  移民や外国人の姿を見かけることも少ないフランスの片田舎でも、排他主義的な極右を支持する人々の数が増えている。なぜなのだろうか? ヨーロッパは、地中海を挟んで、移民の流動的な流れが加速しているという背景はあるが、移民を見かけない地域まで、排他的 […]
  • 日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会
    参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]
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