2024年10月

  • 2024.10.01

書評:大野光明・小杉亮子・松井隆志編『社会運動史研究5 直接行動の想像力』(新曜社、2023年)

タイトル:世界認識としての直接行動 箱田徹(神戸大学) こんにち「直接行動」にはさまざまな切り口がありうるが、少なくとも社会思想の歴史を研究してきた筆者にとっては、このテーマは人間の殺傷という意味での対人暴力をめぐる論争と実践の歴史と切り離すことができない。つまり、対人暴力を含んだ直接行動の歴史であ […]