岸田政権は、「反撃能力」という名の先制攻撃能力を保有し日米共同で使用することを定めた安保関連3文書を閣議決定しました。そして、軍事費を23年度にいきなり1.4兆円も増やして6.8兆円にする政府予算案を決定し、5年間で1.5倍増の43兆円にする道に踏み出しました。こうした暴挙を批判し、東アジアの軍事的緊張緩和と平和の実現をめざす提言が「平和構想提言会議」から12月15日に出されました。「戦争ではなく、平和の準備を――‟抑止力”で戦争を防げない」と題するこの提言は説得力があり、多くの市民と運動のなかで読まれ議論されるべき提言だと思います。すでに、お読みになった方もあると思いますが、ぜひお読みになり、広げていただきたいと思います。白川真澄
◆提言「戦争ではなく平和の準備を ―”抑止力”で戦争は防げない―」
2022年12月15日、平和構想提言会議
http://heiwakosoken.org/wp-content/uploads/2022/12/20221214_HeiwaKoso_Final.pdf