コラム

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  • 2025.12.03

高市発言撤回! 戦争も搾取も差別も気候危機もない東アジアをつくろう

稲垣 豊(ATTAC首都圏)  2025年11月7日の日本の首相、高市早苗の国会での答弁をめぐる各国支配階級の対立が、東アジア大衆の平和と団結を揺るがしています。  高市氏は答弁で、中国が台湾を武力攻撃するために海峡を封鎖し、米軍が封鎖を突破しようとして武力紛争になった場合、安保法制の想定する「存続 […]

  • 2025.11.07

有権者の世代交代と政党政治の再編成 高市政権の誕生と左派の隘路

大井赤亥(政治学者) 「3・2・1の法則」から「多党化元年」へ?  2025年7月の参院選から高市首相の選出、公明党の連立離脱と自維政権の誕生にいたり、日本政治はあらたな再編期に入った。 自民党は2010年代の国政選挙を通して1800万の比例票を獲得し、公明党の700万をあわせて、自公両党で2500 […]

  • 2025.09.12

ナガサワ先生の白書44 番外編25年9月

長澤淑夫 みちのく潮風トレイル 青森県八戸から岩手県野田村までを歩く  ☆2019年6月に全線開通した青森県八戸から福島県相馬までの約1000km(直線距離ではない)のロングトレイル。環境省、関係自治体、民間団体、地域住民が整備し、「みちのくトレイルクラブ」が運営。 7月22日 1日目 蕪島から種差 […]

  • 2025.08.18

2025年 8・15 市民文化フォーラム「戦後80年 運動の経験と市民の力」参加記

長澤淑夫 PP研  今年は平野靖識(三里塚歴史考証室代表)さんと水沢澄江(辺野古カヌーチーム)さん、菅井益郎(国学院大学名誉教授、反公害・反原発運動)さん、久道瑛未(弁護士、元SEALDs TOHOKU)さんの話と討論だった。平野さんは、戦争の反省にたった自身の受けたストレートな戦後民主主義教育に触 […]

  • 2025.08.06

メモ:2025年7・20参院選の結果は何を語り出しているか

 自公が過半数を取れず衆参で少数与党に転落、日本でも「日本人ファースト」の参政党が躍進、リベラルと左派は停滞を抜けられず                        2025年7月22日  白川真澄 Ⅰ 参院選の結果 1 獲得議席、比例区得票       獲得議席 増減 比例区得票 得票率  22 […]

  • 2025.06.03

〈書評〉原武史『象徴天皇の実像―「昭和天皇拝謁記」を読む』

岩波新書 2024年10月 天野恵一  本書のサブタイトルにある「昭和天皇拝謁記」とは、戦後の初代宮内庁長官となった田島道治の書き残した昭和天皇との対話の記録であり、両者のやりとりが詳細に残されている。それは49年から53年にかけてのものであり、占領期全体をカバーするものである。この「拝謁記」全文は […]

  • 2025.05.23

備忘 (兄のことなど)

小泉雅英  朝から思わぬ春の雪に見舞われ、強風で出航できず延期していた兄の散骨を、先日、ようやく終えた。風は少しあったが快晴で、4月末の横浜(八景島)沖の海で、小さなボートから、白い粉末の遺骨を、海に流した。数えることのできぬ小さな粒子となった兄は、風に舞い上がり、海面で浮遊する粉末の遺骨を包み込み […]

  • 2025.04.10

トランプ2.0の世界と日本(要旨、修正・補充版)

  白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。  *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]

  • 2024.11.13

ナガサワ先生の高校白書 42 杉原千畝の通過ヴィザ

 夏休みなどに人物を調べる課題を出すと、外務省の指示に逆らい、日本通過ヴィザを発行し、ナチス・ドイツからユダヤ難民らを救った外交官杉原千畝(カウナスで領事代理:1939年8月28日から40年9月4日カウナスを発ちベルリンへむかうまで)を調べてくる生徒がクラスに数名はいる。今年、使用している教科書にも […]

  • 2024.10.15

沖縄の写真家・石川真生さんの映画を観て

小泉雅英  日々の生活に追われていると言っても、人により様々だろう。幸いこの国では、未だ戦争には至っていないとしても、その日常は、坦々としたものばかりではないのは当たり前だ。箸が転んでも笑う人もいるし、親しい人との別れに直面し、寂しさに耐えながら、夜を過ごしている人もいるだろう。生老病死だけではなく […]

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