9月7日(土)午後、東京(墨田区八広)・荒川河川敷で、「関東大震災101周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式」が、挙行された。 幸い好天に恵まれ、大勢の人々が参集した。
シン ミンジャ(慎民子)さんの開会挨拶の後、竹田裕美子さんの伴奏で、イ ヂョンミ(李政美)さんの歌声が、風にそよぎ、胸に沁みた。 その後、来賓の挨拶があり、櫛渕万里議員(れい新)、在日本大韓国居留民団(民団)、在日朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)代表者の挨拶、地元区議会議員の紹介などの後、若者たちのグループ(ペンニョン)による、詩と証言の朗読、パレスチナの現在にも連帯する、凧揚げなどがあり、追悼式を終えた。
にぎやかなプンムルの歌舞楽曲が、河川敷に響き渡る中で、101年前のこの場で、日本人の手により、多くの朝鮮人が虐殺されたこと、二度とあってはならない負の歴史を、これからも記憶し続け、伝え続けていかなければならないことを、あらためて強く思った。(小泉雅英2024/09/07)