時評

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  • 2025.08.06

メモ:2025年7・20参院選の結果は何を語り出しているか

 自公が過半数を取れず衆参で少数与党に転落、日本でも「日本人ファースト」の参政党が躍進、リベラルと左派は停滞を抜けられず                        2025年7月22日  白川真澄 Ⅰ 参院選の結果 1 獲得議席、比例区得票       獲得議席 増減 比例区得票 得票率  22 […]

  • 2025.07.13

トランプ2.0政権の軍事戦略

池田五律(戦争に協力しない!させない!練馬アクション) Ⅰ 大統領就任演説から見えてくるもの 1)有言実行の人・トランプ  「トランプは何をするか分からない」とよく言われる。だが、そうは思わない。有言実行の人というか、支持者への約束を違わないというか、大統領就任演説通りのことをやっている。  例えば […]

  • 2025.06.25

トランプ2.0とグローバル・サウス

平川均(国際経済論、アジア経済論) はじめに トランプ第2次政権が引き起こす衝撃は、米国だけに止まらない。世界に衝撃を与え続けている。2024年夏、民主党の正式大統領候補にカマラ・ハリス副大統領(当時)が選出された時、米国の民主主義は大きな可能性を開いたように見えた。幾重にも重なる偏見を、米国が打ち […]

  • 2025.05.10

現地ルポ:尹錫悦大統領の罷免と韓国市民民主主義(第1回)

白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長  昨年12月3日、私はソウルにいた。2016年秋から17年春にかけての「キャンドル革命」の記録映画の日本上映に関する打ち合わせのためだった。その深夜、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当時)による突然の「非常戒厳」が […]

  • 2025.04.10

トランプ2.0の世界と日本(要旨、修正・補充版)

  白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。  *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]

  • 2024.10.09

石破新政権は安倍路線と訣別できない

白川真澄 《自民党総裁選/石破の勝利は何を意味するか》  石破茂が9月27日の自民党総裁選に勝利して、新首相の座を射止めた。彼は、世論調査での人気は高かったが、安倍一強体制の下で冷や飯を喰わされてきた一匹狼の「嫌われ者」だった。その石破が勝ったことは、9人もの候補者が乱立したこともそうだが、派閥の連 […]

  • 2024.09.22

今こそ変えよう!再審法  9・19日比谷集会報告

小泉雅英 昨日(9/19)は、久しぶりの日比谷野音で、素晴らしい集会に参加した。仕事の後、駅に向かう途中で、小雨がパラついたので、今日の野音は雨かと思ったが、会場に着く頃には、ほぼ上がっていた。聞くところによると、石川一雄さんのお姉さん、ひで子さんは、晴れ女だそうで、この集会にも、静岡から駆けつけて […]

  • 2024.09.17

トランプ vs ハリス 二つの帝国主義路線の対決 民主党進歩派は棄権を武器に構図の転換を迫れ

ウオルデン・ベロ 2024年9月12日 グローバルな影響力をもつ活動的左翼知識人ウオルデン・ベロが、今回のアメリカ大統領選挙における新しい対決、トランプvsハリスを前に、「グローバル・サウス」という立場から、両者の対決の性格を分析し、米国の進歩的(progressive)勢力、とくに民主党内の進歩派 […]

  • 2024.09.15

関東大震災101周年  韓国・朝鮮人犠牲者追悼式

9月7日(土)午後、東京(墨田区八広)・荒川河川敷で、「関東大震災101周年 韓国・朝鮮人犠牲者追悼式」が、挙行された。 幸い好天に恵まれ、大勢の人々が参集した。 シン ミンジャ(慎民子)さんの開会挨拶の後、竹田裕美子さんの伴奏で、イ ヂョンミ(李政美)さんの歌声が、風にそよぎ、胸に沁みた。 その後 […]

  • 2024.07.06

日米比軍事同盟の深まりを憂慮する座談会

参加者 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)木元茂夫(ピース・デポ理事)大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)司会:長澤淑夫(ピープルズ・プラン研究所) 司会:本日は木元さんをお迎えして、現在、日米比の間で進行する軍事同盟の危険な展開とその問題点を議論する座談会を行 […]