事務局0

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  • 2025.06.11

現地ルポ 第2回 大統領選挙勝利から李在明政権樹立に見る韓国市民民主主義

白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)  高い投票率、年代・性別で異なる投票行動  6月3日午後8時、投票終了とともに、韓国MBCテレビが、李在明(イ・ジェミョン)候補の当確を報じた。その後開票が進み、確定した得票率は、李在明(共に民主党)49.42%、 […]

  • 2025.06.03

〈書評〉原武史『象徴天皇の実像―「昭和天皇拝謁記」を読む』

岩波新書 2024年10月 天野恵一  本書のサブタイトルにある「昭和天皇拝謁記」とは、戦後の初代宮内庁長官となった田島道治の書き残した昭和天皇との対話の記録であり、両者のやりとりが詳細に残されている。それは49年から53年にかけてのものであり、占領期全体をカバーするものである。この「拝謁記」全文は […]

  • 2025.05.29

■次回戦後研究会

日時:2025年6月25日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:福岡愛子さん読んでくるもの:渡辺秀樹『憲法事件を歩く:尊厳をかけて闘った人々と司法』岩波書店(2025年) ※新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで 必ず事前に連絡してください(定期的 […]

  • 2025.05.23

備忘 (兄のことなど)

小泉雅英  朝から思わぬ春の雪に見舞われ、強風で出航できず延期していた兄の散骨を、先日、ようやく終えた。風は少しあったが快晴で、4月末の横浜(八景島)沖の海で、小さなボートから、白い粉末の遺骨を、海に流した。数えることのできぬ小さな粒子となった兄は、風に舞い上がり、海面で浮遊する粉末の遺骨を包み込み […]

  • 2025.05.10

現地ルポ:尹錫悦大統領の罷免と韓国市民民主主義(第1回)

白石 孝(日韓市民交流を進める希望連帯代表NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長  昨年12月3日、私はソウルにいた。2016年秋から17年春にかけての「キャンドル革命」の記録映画の日本上映に関する打ち合わせのためだった。その深夜、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(当時)による突然の「非常戒厳」が […]

  • 2025.04.25

■次回戦後研究会

日時:2025年5月28日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告:前原喜久男さん読んでくるもの:奥泉光・原武史『天皇問答』河出新書(2025年) ※新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで必ず事前に連絡してください(定期的に来られている方は連絡不要です […]

  • 2025.04.13

第20回<経済・財政・金融を読む会>活動報告

(2025.3.29)平 忠人  自公政権が「少数与党」に転落した国会では、本年度予算案の修正と成立をめぐって、「年収103万円の壁」の引き上げや高校無償化が論点となった。これらの問題を切り口にして「税」と「社会保障」に対する人びとの関心が高まってきてはいるが、国会での議論はつまみ食いの域を出てはい […]

  • 2025.04.10

トランプ2.0の世界と日本(要旨、修正・補充版)

  白川真澄 1 トランプは、戦争嫌いの「平和愛好主義者」か? 1 トランプによるウクライナ和平の仲介と提案 (1)ウクライナに対して、武器支援と情報提供の中止を武器にしてロシアに有利な停戦・和平を強要。  *プーチンの巧妙な交渉引き延ばしによって停戦・和平は先延ばしされている。 (2)米国の覇権や […]

  • 2025.04.08

ナガサワ先生の高校白書43

長澤淑夫 治安維持法体制の解体と「再生」から「逆コース」を授業する。  歴史総合の教科書『詳述歴史総合』(実教出版、2021検定)では以下のように治安維持法の制定について書かれている。 「41 ひろがる社会運動と普通選挙の実現」(p.141) いわゆる大正デモクラシー期に花開いた労働運動、女性運動な […]

  • 2025.04.04

本の紹介『ルポ 軍事優先社会--暮らしの中の「戦争準備」』

吉田敏浩著、岩波新書、2025年2月刊行、定価:本体960円+税  2025年度の予算案が異例の再修正を経て3月31日、年度内にギリギリで可決成立した。政府予算案が修正されたのは29年ぶりという。少数与党という国会情勢で、103万円の年収の壁、教育費無償化、高額療養費制度などの課題が、野党各党の思惑 […]

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