- 2025.11.07
有権者の世代交代と政党政治の再編成 高市政権の誕生と左派の隘路
大井赤亥(政治学者) 「3・2・1の法則」から「多党化元年」へ? 2025年7月の参院選から高市首相の選出、公明党の連立離脱と自維政権の誕生にいたり、日本政治はあらたな再編期に入った。 自民党は2010年代の国政選挙を通して1800万の比例票を獲得し、公明党の700万をあわせて、自公両党で2500 […]
大井赤亥(政治学者) 「3・2・1の法則」から「多党化元年」へ? 2025年7月の参院選から高市首相の選出、公明党の連立離脱と自維政権の誕生にいたり、日本政治はあらたな再編期に入った。 自民党は2010年代の国政選挙を通して1800万の比例票を獲得し、公明党の700万をあわせて、自公両党で2500 […]
中公新書、2023年。1100円 長澤淑夫 本書は言語の本質を明らかにすることによって、人間のコミュニケーションと動物のそれとのちがい、生成AIと人間の脳との違いを結果的に示す内容となっている。今井さんは認知科学、発達心理学の専門家、秋田さんは言語学者である。 二人が言語とは何を探る方法は、幼児 […]
横山道史(『市民の意見』編集委員) 本誌の特集である「1980年代」という「時代」は、私の小学校時代と重なる。幼少期は社会運動の空気を肌で感じるような機会に恵まれることはなかったし、ましてや80年代がどんな時代だったのかと問われても、それを語るほどの実感や体験に乏しいというのが率直なところだ。そ […]
日時:2025年10月22日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告者:石神和也さん読んでくるもの:秦恒雄『ひろひと天皇年代記――一九四五年八月ヒロシマ』琥珀書房(2025年) ※新規あるいは久しぶりに会場に来られる方は、PP研(ppsg@jca.apc.org)まで 必ず事前に連絡してください(定期 […]
長澤淑夫 みちのく潮風トレイル 青森県八戸から岩手県野田村までを歩く ☆2019年6月に全線開通した青森県八戸から福島県相馬までの約1000km(直線距離ではない)のロングトレイル。環境省、関係自治体、民間団体、地域住民が整備し、「みちのくトレイルクラブ」が運営。 7月22日 1日目 蕪島から種差 […]
日時:2025年9月17日(水) 18時〜場所:PP研会議室報告者:前原喜久男さん読んでくるもの:内海愛子『スガモプリズン:占領下の「異空間」』岩波新書(2025年)*内海さんには『スガモプリズン:戦犯たちの平和運動』(吉川弘文館・2004年)という本もありますが、別内容です。ご注意ください。 ※新 […]
長澤淑夫 PP研 今年は平野靖識(三里塚歴史考証室代表)さんと水沢澄江(辺野古カヌーチーム)さん、菅井益郎(国学院大学名誉教授、反公害・反原発運動)さん、久道瑛未(弁護士、元SEALDs TOHOKU)さんの話と討論だった。平野さんは、戦争の反省にたった自身の受けたストレートな戦後民主主義教育に触 […]
(2025.7.26)平 忠人 今回の研究会開催の趣旨(白川真澄主催側代表) 2%を超えるインフレが人びとの生活を苦しめているなかで、参院選を通じてすべての野党が食料品の消費税減税を柱にした「減税政策」の主張を競い合い、減税ポピュリズムが吹き荒れました。また、石破政権は物価上昇を上回る賃金の引き上げ […]
第21回<経済・財政・金融を読む会>活動報告 (2025.7.26)平 忠人 今回の研究会開催の趣旨(白川真澄主催側代表) 2%を超えるインフレが人びとの生活を苦しめているなかで、参院選を通じてすべての野党が食料品の消費税減税を柱にした「減税政策」の主張を競い合い、減税ポピュリズムが吹き荒れました。 […]
自公が過半数を取れず衆参で少数与党に転落、日本でも「日本人ファースト」の参政党が躍進、リベラルと左派は停滞を抜けられず 2025年7月22日 白川真澄 Ⅰ 参院選の結果 1 獲得議席、比例区得票 獲得議席 増減 比例区得票 得票率 22 […]