2018/3/26 21:34:57

戦後研究会の案内です。

■次回戦後研究会

日時:2018年4月11日(水) 19時?
場所:PP研会議室
テーマ:日本の近代・その2
報告者:松井隆志
読んでくるもの:
筒井清忠『戦前日本のポピュリズム:日米戦争への道』中公新書(2018年)

投稿者:事務局

2018/3/10 20:43:42

〈脱成長ミーティング〉を以下の要領で開催いたします。ふるってご参加ください。

◎日時:2018年4月21日(土)17時30分?21時
◎テーマ:ベーシック・インカムの意義と実現可能性を探る
◎問題提起:堅田香緒里さん(法政大学社会学部准教授。専門はベーシック・インカム、フェミニズム、社会保障)
◎参加費:500円
◎場所:ピープルズ・プラン研究所

投稿者:事務局

2018/2/16 21:37:34

みなさま

〈「平成」代替りの政治を問う〉連続講座の第4回を以下の要領で実施します。
奮ってご参加ください。

〈「平成」代替りの政治を問う〉連続講座 第4回 
明治150年式典・キャンペーンと「生前退位」——近代天皇制国家を問う

■問題提起 : 太田昌国さん(民族問題研究)
伊藤晃さん(近代史研究)
  天野恵一さん(反天皇制運動連絡会)
  (司会)松井隆志(PP研編集委員)
■日時:2018年3月25日(日) 14時?(13時30分開場)
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
■参加費:800円
■主催・連絡先:ピープルズ・プラン研究所

2019年4月30日に天皇「生前退位」、5月1日に新天皇「即位」(新元号スタート)という政治スケジュールを確定した安倍晋三政権、彼らが決定的に静かな環境で実現しなければならないこの期間が始まる前に、平和憲法「改正」の国民投票に持ちこむ。こうした意欲をこの政権は示している。そして、2020年は「日の丸・君が代」・「ガンバレ日本!」の東京オリンピックが準備されている。この流れの中で、今年(2018年)は、「明治150年」キャンペーン・式典(全国各地の関連施策)が大々的(全国的)に準備されだしている。
 アジアのトップで「近代化」(国づくり)に成功した日本のまるごと賛美、「強い日本」の〈自己陶〉史観をベースにしたイベントである。この、安倍政権の一連のナショナリズム漬け政策全体を視野に入れながら、今回は、「明治150年」イベントの政治を正面から批判的に問いなおしたい。
 半世紀前の〈1968年〉に、自民党政権(首相は佐藤栄作)は大がかりな「明治100年記念式典(及び各地での関連施策)を実行した。1966年の「建国記念日」の名の「紀元節」の復活をステップとし、1970年日米安保条約の政治焦点化という伏線をにらんでの「明治百年」式典には、先行的に政府に批判的な民間の知識人がグループによる別の視覚からの「明治百年」の再検討の作業や、主にマルクス主義史学による、戦後民主主義の固有の意味(植民地支配と侵略戦争への反省)を対置する「皇国史観」と「近代化」論(アメリカ産のロストウ(帝国主義)史観)がないまぜになった政府やその御用知識人らへのイデオロギーへの、ストレートな批判の声が大きく組織された。それは1940年の天皇制ファシズム体制下の、東京オリンピックの返上と国をあげての「皇紀2600年」大イベントによる戦争翼賛(総動員)体制づくりの歴史的記憶を想起させるものであったのだから、あたりまえである。
 そう考えてみれば、今この「平成代替わり」政治の渦中での「『明治150年』イベントの批判の声はあまりにも小さすぎないか?
 「明治百年」イベントの時代に何があったのかの具体的再検討の作業をも含め、「明治150年」イベントを私たちは、どう迎え撃つのかを討論したい。私たちは「近代天皇制国家」150年とどう向き合うのか。

投稿者:事務局

2017/12/12 20:53:00

みなさま

〈「平成」代替りの政治を問う〉連続講座の第3回を以下の要領で実施します。
奮ってご参加ください。

第3回 反「昭和」Xデー闘争の〈経験〉を通して、「平成」代替わりを考える
■問題提起 : 国富健治さん(反「改憲」運動通信)
      池田五律さん(戦争をしない、させない!練馬アクション)
      北野誉さん(反天皇制運動連絡会)
      天野恵一さん (司会・PP研運営委員)
■日時:2018年1月14日(日) 14時?(13時30分開場)
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室
■参加費:800円
■主催・連絡先:ピープルズ・プラン研究所

 「不意打ち」という衝撃。それは天皇裕仁Xデー闘争。そのが長い長い「代替わり政治」のプロセスで、反天皇制運動を体験した人間ほど、そう感じだと思う。そもそも「Xデー」とは天皇の死ぬ日を予測して、マスコミがそれまでに大量の天皇制賛美のための予定記事を準備していく過程で、ネーミングした「その日(Xデー)」であった。
 ところがNHKスクープ、ビデオ・メッセージ、「特例法」づくりと進展した今回の流れを支配したのは、「生前退位」を希望する生きているアキヒト天皇の強い政治意思である。今回の代替わりは必然的に、長く大々的な病状報道も「記帳」騒ぎも、強い人々の反発をうみだしたメチャクチャな「自粛」騒動も、当然にもない。 高齢な天皇の意思への共感をあれこれ組織する<アキヒト・ミチコ>賛美報道は、マスコミに溢れている。それは強権的国家主義者の安倍首相をやんわりと批判しているソフトな「平和主義者」のイメージがぬりたくられたものである。戦争の時代の天皇(制)を正当化しなければならなかった「昭和天皇」のような無理や自己矛盾は、表面的には存在しないかのごとく、マスコミの中で「平成」の天皇はふるまいつづけている。もちろん天皇翼賛国会をつくりだし、まったく論議ナシ、反対ナシの法改正をなしとげた安倍政権と天皇は君主の「行為」(政治機能)拡大を確認しつつの「生前退位」という線で、足並みをそろえており、全マスメ・メディアは、天皇(一家)の「人柄」大賛美(あらゆる政治的批判のタブー化)、という線で挙国一致の団結ぶりを示している。
 まったく違った状況で始まった「天皇代替わり」の政治に、「立憲主義」(主憲在民デモクラシー)を天皇自身が公然と破壊するという政治で始まったそれに、いま各地の反天皇制運動は、一瞬のとまどいののち、「昭和」とまったく違った「平成」の代替わりの政治の政治に抗する運動をつくりだし始めている。
 「違い」を強調してきたが、当然にも「昭和」と「平和」に共通している問題も、まちがいなく大きく存在し続けている。「昭和Xデー」闘争の体験がこの新しい状況で、どう生かせるのか。いかせないのか。今回は、「昭和Xデー」闘争の大きな渦をつくった東京の「天皇制賛美はゴメンだ!『即位の礼・大嘗祭』に反対する共同行動」を担った4人が、この「平成代替わり」の渦中で、「昭和Xデー」闘争の体験をあらためて討論し、総括する集まりである。
 「昭和」の闘いを体験した人たちは、もちろん当時生まれていなかった世代の人たちも広くこの論議の渦に入ってきてください。


投稿者:事務局

2016/12/26 19:48:00

2016年12月28日(水)?2017年1月5日(木)まで、冬季休業とさせていただきます。
ご不便をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い致します。

・ 同休日中の電話・FAXでのお問い合わせはお休みさせていただきます。
・ 電子メールでいただきましたお問い合わせにつきましては、2017年1月6日(金)以降に順次対応させていただきますので、ご了承の程、お願い致します。

ピープルズ・プラン研究所事務局 2016年12月26日(月)

投稿者:事務局

2016/8/28 16:46:00

みなさま

新刊のご案内です。
このたび、吉川勇一さんの単行本未収録のものを編纂したパンフレット、『非暴力直接行動への宿題――反戦交友録』を刊行しました。論争の組織者として、運動メディアを編集し、そこに書き続けた、吉川さんのスタイルが、よく読めるパンフレットとなっています。
詳細は、以下のURLをご覧ください。
http://bit.ly/2bQGGDw

みなさま、ぜひお買い求めください!
なお、値段は1000円、送料は無料となっています。
お申し込みは、FAX:03-6424-5749まで。

PP研 事務局

投稿者:事務局

2016/8/21 0:58:00

〈お詫びと訂正〉

 季刊ピープルズ・プラン73号に「シンポジウム報告 武藤一羊『戦後レジームと憲法平和主義』刊行記念」のタイトルで、加納実紀代さん、大井赤亥さん、李泳采さんの報告が掲載されています。それに続いて、新城郁夫さんの論文が掲載されています。この掲載に当たり、シンポジウムに関する以下の説明文が抜け落ちていました。会員・読者のみなさまには、季刊誌に同封しました「Newsletter」53号でシンポジウムの簡単な報告をいたしましたが、季刊誌本体で肝心の説明が抜け落ちてしまったことについて、読者、執筆者、関係者のみなさまに対して深くお詫びするとともに、訂正いたします。編集部

 六月一一日に、武藤一羊『戦後レジームと憲法平和主義』の刊行を記念するシンポジウムが、成蹊大学アジア太平洋研究センターとピープルズ・プラン研究所の共催で、成蹊大学で行われました。シンポジウムには一四〇名の方が参加されました。最初に、加納実紀代さん、大井赤亥さん、新城郁夫さん、李泳采さんの四人が報告し、これに武藤一羊さんが応答し、さらに四人の報告者のコメント、花崎皐平さん、天野恵一さんの発言が行われました。本号では、紙数の制約上シンポジウムの全容を載せることはできませんが、加納さん、大井さん、李さんの報告を載せると同時に、新城さんには当日の報告をもとにして新たに書き下ろしていただきました。編集部

投稿者:事務局

2016/8/16 16:04:19

**********************************************
福島原発事故緊急会議・連続シンポジウム第11回

 ◆地震と原発、そして改憲(国家緊急権)◆

**********************************************

http://2011shinsai.net/node/6560
http://urx.blue/xHK9

■とき:2016年9月17日(土)17:45開場、18:00開始

■ところ:千駄ヶ谷区民会館 1F会議室

JR原宿駅 徒歩10分、千代田線・副都心線明治神宮前駅 徒歩8分
https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kmkaikan/km_sendagaya.html

■資料代 500円

■発言

◎山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
 「地震と原発」問題ABC

◎天野恵一(福島原発事故緊急会議) 
  地震と改憲を問う――「国家緊急権」問題


 2016年4月14日に始まった大地震は、空前の「余震」を、別府・島原地溝帯沿いにいつ終わるともなく頻発させ続けている。九州全体が揺らぎ続けているのだ。
 安倍政権・原子力規制委・電力会社は再稼働させてしまった「九州電力川内原発(1・2号機)」を止めるという、あたりまえの行動もせず、その中央構造線が届いている「四国電力伊方原発」(3号機)を再稼働させようとしている。
 あげくに、運転開始から40年以上が経過している、危険きわまりない老朽原発「関西電力高浜原発」(1・2号機)の20年間の運転延長を許可した。終息の見通しなどたたない福島原発(放射能垂れ流し)事故の上に、空前の熊本(九州)地震が持続している、この状況下で、である。 
 その上に、安倍政権は地震災害の拡大を口実に、戦後の平和憲法から排除されている「国家緊急権」を憲法に導入するという「改憲」に着手しようとしている。それは軍事国家のための政策であるにすぎない。
 私たちは、自分たちの命を国家や資本にあずけるわけにはいかない。この状況をどうつかまえどのような抗議の声をあげ、広げていくのか。ともに考える論議に参加を!

【主催】福島原発事故緊急会議
112-0014 文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
     ピープルズ・プラン研究所内
連絡・問い合わせ先:090-1705-1297(国富)

投稿者:事務局

2016/4/11 17:01:00

みなさま

5月13日(金)より新たにスタートする「連続講座」のご案内を差し上げます。

昨年から今年3月まで、PP研では「敗戦70年――原発震災後から4年」
をテーマの連続講座を開講してきました。そこでは、さまざまな切り口から、
〈戦後〉と〈災後〉を重ねて考えることで、何が視えてくるかを〈思想/運動〉
的に検証してきました。

その講座の成果を踏まえ、今年は、池田浩士さん(ドイツ文学研究)を
問題提起者とする連続講座「ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識」
を企画しました。それは、池田さんのナチズム後のドイツ70年の歴史分析
と問題提起をベースに、天皇制ファシズム後70年の日本の歴史と類比して
考えてみようとする試みです。

ぜひふるってご参加ください。

講座全体の日程およびテーマについては、以下のURLにアクセスしてください。
http://www.peoples-plan.org/jp//modules/open/index.php?content_id=31

投稿者:事務局

2016/4/11 16:21:00

オルタキャンパスOPEN
ピープルズ・プラン研究所

安倍政権下の〈敗戦70年・震災後5年〉を考える
「戦後レジーム」の超え方

■問題提起:武藤一羊さん
      (最新刊『戦後レジームと憲法平和主義―〈帝国継承〉の柱に斧を』れんが書房新社)
    :天野恵一さん
      (最新刊『災後論―核(原爆・原発)責任論へ』インパクト出版会)
    :松井隆志さん
      (本誌「敗戦後論」再考連載中、PP67号?)
■日程:2016年4月30日(土) 午後6時30分?(午後6時00分開場)    
■場所:ピープルズ・プラン研究所

 昨年から今年3月まで、私たちは「敗戦70年――原発震災後から4年テーマの連続講座を持続した。そこでは、さまざまな切り口(課題)から、〈戦後〉と〈災後〉を重ねて考えることで、何が視えてくるかを〈思想/運動〉的に検証してみる作業であった。
 今年は、池田浩士さんを問題提起者とする連続講座「ドイツの戦後70年――その現実と歴史認識」をいま準備中だ。もちろん、それは昨年の講座の成果をふまえ、池田さんのナチズム後のドイツ70年の歴史分析と提起をベースに天皇制ファシズム後70年の日本の歴史を歴史的に類比して考えてみようという試みである。
 その準備のプロセスで私たちは次の講座に向けて、昨年の講座を総括的に考えてみる集まりを持つことを思いたった。安倍首相の「戦後レジーム」解体政治に対決するために。もちろん、それのガードを主張するのではなくて、私たちは安倍政権とは、まったく違った方向へ、どのように戦後国家体制を超えていくのかを共に考えるために。

※連続講座「ドイツの戦後70年―その現実と歴史認識」(池田浩士)に向けて

投稿者:事務局

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