2022/1/17 0:03:13

 ピープルズ・プラン研究所は、ながらく活動拠点としてきた文京区関口から神田三崎町2丁目6ー9―三栄ビル402(JR水道橋駅徒歩4分)へ移転します。引越は1月14日に済ませましたが、新事務所は2月から活動を開始する予定です。
 なお電話やメールはしばらく利用できません。ご連絡は2月3日以降にお願いします。今後とも活動への御理解と御協力をお願いいたします。


投稿者:事務局

2021/12/23 19:38:13

PP94表紙の論文執筆者の名前に誤りがございました。
「90年代以降の反グローバル化運動とその課題」の執筆者は、正しくは大屋定晴さんです。(「定春」ではありません)
執筆者大屋さんと読者の皆さまに深くお詫び申し上げます。

(『季刊ピープルズ・プラン』編集部)

投稿者:事務局

2021/8/13 9:03:29

日時:2021年8月18日(水) 19時〜
場所:PP研会議室
テーマ:社会運動史をめぐって
読んでくるもの:
大野光明・小杉亮子・松井隆志編『社会運動史研究3 メディアがひらく運動史』(新曜社)2021年

投稿者:事務局

2021/8/13 9:01:55

●日時:10月12日(火)19時〜
●場所:PP研会議室とオンライン
●テーマ:韓国民衆運動の現状と展望(2022年3月大統領選挙をめぐる情勢を含めて)
●報告者:李泳采(恵泉女学園大学教授、梨の木ピースアカデミー代表コーディネーター)

投稿者:事務局

2021/7/26 8:26:31

会員・読者のみなさまへのお願い
 新しくWEBを媒体にした活動にぜひご参加ください
                      2021年7月 運営委員会

 先に、会員・読者のみなさまには「ピープルズ・プラン研究所12月5日の総会での決定事項」という文書を、『季刊ピープルズ・プラン』91号の発送に同封してお送りしました(2月22日)。そのなかで、季刊誌の発行・大きな事務所・半専従事務局という形態での活動は今年12月をもってピリオドを打つが、その後もWEBを発信の媒体にした新しい形での活動をスタートさせたいという提案いたしました。
新しい形態での活動の立ち上げにむけて準備の討論も開始していますが、とりあえず会員・読者のみなさまに来年1月以降のPP研の研究・討論・発信の活動に積極的に参加・協力していただくようお願いします。専従事務局を置かずボランティアで小さな事務所を運営し、WEBを中心にした活動になりますので、会費を徴収せず、メーリングリストへの参加をもって会員としたいと考えています。
5月には、あらためてメーリングリストに参加・登録していただくようお願いした次第ですが、すでに、メーリングリストへ登録いただいている方は、そのまま来年以降の新しい形態の会員となることでお願いします。

投稿者:事務局

2021/7/13 7:37:44

第7回経済・財政・金融を読む会
日時:7月25日(日) 13:30〜16:30
テーマ:グローバル・タクスをめぐる動きと課題
テキスト:諸富 徹『グローバル・タックス』(2020年、岩波新書9
報告:千村和司さん
コメント:金子文夫さん
参加費:無料
連絡先:JZI03162@nifty.ne.jp (白川)、chimura@jca.apc.org(千村)



投稿者:事務局

2021/7/4 18:40:57

■次回戦後研究会
日時:2021年7月28日(水) 19時〜
場所:PP研会議室
テーマ:小田実の思想
報告者:天野恵一さん
読んでくるもの:小田実『被災の思想 難死の思想』朝日新聞社(1996年)

投稿者:事務局

2021/5/23 19:04:01

日時:2021年6月23日(水)19時〜
場所:PP研会議室
テーマ:自伝・伝記で読む戦後その4
報告者:有馬保彦さん
読んでくるもの:小田実『「べ平連」・回顧録でない回顧』第三書館(1995年)
または講談社全集版(現在は電子書籍のみ)

投稿者:事務局

2021/5/22 12:00:30

――PP21プロセスで生まれた3つの宣言(1989水俣宣言・1992年ラチャダムノンの誓い・1996サガルマタ宣言)を検証し、ポストコロナ社会のオルタナティブを考える――
この呼びかけにご賛同・参加をお願いいたします。

2021年5月
ピープルズ・プラン研究所


今から32年前。1989年、ピープルズ・プラン21世紀(PP21)国際行事が日本で開催され、総勢350名の海外参加者と共に全国各地で、先住民族、農民、労働者、消費者、女性、研究者、アーティストたちがそれぞれの課題を議論し、オルタナティブな社会を構想するため、最後に水俣の地に集まり、「希望の連合」と題する宣言を出しました。
その後、92年にタイ、96年はスリランカで国際民衆会議が開催され、ラチャダムノンの誓い、サガルマタ宣言が採択され、越境する参加民主主義を通じて民衆の連合を形成するというPP21の精神は引き継がれていきました。
それから30年。現在の世界は、これまでにない巨大な格差、気候危機、対テロ戦争、人種差別、民主主義を求める民衆への虐殺・・と列挙できないほどの問題を抱え、さらに新型コロナウィルスのパンデミックの渦中にあります。

こうした状況のなかで、今、あらためてPP21がめざした3つの宣言を読み返し、30年間の民衆運動の実践や経験に照らし合わせて検証し、その作業を通して、ポストコロナの世界と社会に問われる多くの課題に立ち向かう手がかりを引き出していこう、という呼びかけが、日本・タイ・香港の友人たちから出されました。
ピープルズ・プラン研究所では、この呼びかけを受け止め、日本国内の友人たちへ媒介する役割を担うことになりました。
(別紙の呼びかけ文「私たちは持続可能な新生文明をつくる途上でどこにいるのか」
をぜひお読み下さい)

「呼びかけ文」の具体的な提案は;
?  PP21に関わった人、直接関わらなかった人を含め、3つの宣言を今一度深く読み直し、それぞれの宣言(または全体として)が、現在の新しい人類社会の必要に応えるものかどうか、またどの程度応えているのか、を検証し、過去をふまえて、現在必要とされるオルタナティブをどのように展開できるか、議論・検討をする場を作ってきたい。

? そのためにまず、呼びかけ人を中心に第一回目の国際的な議論の場を、6月26日(土)日本時間19時からオンラインで開催します。この場にむけて、PP21プロセスを担った友人たちから3つの宣言の検証、及び今後にむけた提言を事前にペーパーで提出してもらい、それをもとになるべく多くの人が発言できる討論会にしたい。
(この国際討論は6月以降も継続する予定で、香港のラオ・キンチがオンライン会議のホストを担当。)

そこで、この国際討論会に関心のある方はぜひ、seiko.ohashi.1113@gmail.comまで、ご連絡下さり、メールアドレスを登録して下さるようお願いいたします。但し今回は、準備の問題もあり、英語のみとなることをご了承ください。
 
また、水俣宣言(1989年)、ラチャダムノン宣言(1992年)、サガルマタ宣言(1996年)はピープルズ・プラン研究所のウェブサイトに掲載されています。

なお、この6月26日の国際討論の内容は、日本国内の運動で直面している課題からPP21宣言を読む、というテーマの論文と合わせて、ピープルズ・プラン研究所発行の季刊誌93号(2021年夏号)で特集を組む予定です。

以上、PP21の宣言を検証し、私たちの立ち位置を確認し、これからに向けた議論の場を一緒に創っていくために、皆さまのご意見、ご参加をよろしくお願いいたします。

ピープルズ・プラン研究所





投稿者:事務局

2021/5/22 11:57:06


私たちは持続可能な新生文明をつくる途上でどこにいるのか
PP21の3宣言(1989水俣宣言、1992ラチャダムノンの誓い、1996サガルマタ宣言)を読み直す


PP21の友人たちへ
2021年4月

私たちが今、新しい、挑戦的な、そして極端に危険な人類文明のなかで暮らしていることに、疑いの余地はありません。これはしばしば「人新世」と呼ばれていて、そこでは、新しいオルタナティブな人間・自然関係をグローバルに設計し実現する、そのために人間社会がおのれ自身を変革することが、差し迫った課題として提起されています。この普遍的目標に向かって、さまざまな理論、思想、プログラム、行動が提案され、論じられ、部分的には実行に移されています。
その中にあって、私たちは真空中で何事かを行えるわけではありません。私たちは、過去に成し遂げたことを批判的に調べ、同時に未知の世界へ飛躍するための土台として、そこに足を踏まえることが必要です。
この文脈において、アジア太平洋を基盤としつつ、グローバルな視野に立つピープルズ・プラン21世紀(PP21)の運動は、いま新しい仕方で呼び戻されなければなりません。2001年に世界社会フォーラムが開始されたことを受けて、PP21は2002年に、大規模な国際集会を組織するための機構を解体することにしました。そして、過去三回の民衆の大合流で採択された三つの宣言を貫く民衆主体のPP21の精神を支持するひとは、誰でもPP21として行動できるとしました。この精神において、私たちはまず、PP21の達成としての三つの宣言が、おのおの、また全体として、現在の新しい人類社会の必要に応えるものかどうか、またどの程度応えているか、を検証し、過去をふまえて、いかにして現在必要とされるオルタナティブを展開できるかを検討すべき時期が来ていると考えます。
私たちは、これら3宣言が以下の点において人類の現在の切実な必要に応答するものであったと考えます。
(1)グローバルな政治・経済・社会・文化にまたがる支配にたいして、グローバルな民主主義の導入を対置したこと。
(2)未来のビジョンとして越境参加民主主義 (global participatory democracy)を掲げたこと。
(3) そのような未来を実現する主体として、越境する民衆の連合(transborder alliance of people=alliance of hope)を提起したこと。
(4)希望の連合の基盤として、持続可能な生活と環境を求めていたるところで進む草の根の活動、闘争を位置付けたこと。
3宣言の別の読み方もあるでしょう。それらを含めて、わたしたちは、PP21が宣言した見通しに立ち返り、それがいま現状とかみ合うかどうか、そして人新世の現実と真にかみ合うためにどのように発展させることができるか、また、させるべきかを検討したいと思います。
そこで提案は、PP21に関わった私たちが、3宣言を今一度注意深く読み直し、それらの現在における有効性の有無を点検し、いかなる未来を新たに描くべきかを考え、それを短い文章に書きこみ、それをもってウエビナに集まり意見を交換するというものです。このプロセスの記録は、本気で変革を志すコミュニティに広くシェアされることを予定しています。
皆さまのご意見・参加をおまちしています。

武藤一羊
スリチャイ・ワンゲオ
ラオ・キンチ
ブンターン・ヴェラウオンセ 
2021年4月

投稿者:事務局

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