『季刊ピープルズ・プラン』27号2004年夏号

『季刊ピープルズ・プラン』27号(2004年夏号)


◎特集にあたって/白川真澄

【特集】「日本型ファシズムの到来か?――不気味な動きに立ち向かうために」

◎ラウンドテーブル報告
 改憲へ向かうイデオロギー攻防と草の根ファシズム
  江原由美子×天野恵一×武藤一羊
◎「自己責任」という言葉が隠しているもの――
    NGOはなぜ 「危険地域」 に行くのか/清末愛砂
◎現代日本におけるファシズム化のプロセス/小倉利丸

【小特集】「これが反戦平和運動の論争点だ」
◎経験の共有・継承には議論が有効、必要である/吉川勇一
◎若者と大人の関わり方をめぐって/斎藤まや
◎「抵抗の暴力」 という問題――かつての反戦運動から何を学ぶか/白川真澄
◎反戦・平和運動の「対話力」とは何か
  ――何を「危惧」しているのか/天野恵一

●スーツと戦闘靴――かいらいイラク国家の誕生/武藤一羊
【翻訳論文】
◎占領軍と米企業によるイラクの経済的植民地化
   ――「復興」がイラクを食い荒らす/アントニア・ユーハズ
◎かいらい国家の作り方
   ――イラクにおける米国際開発庁とその「民間」請負機関の役割/ハーバー
ト・ドセナ
◎米軍とイスラム主義の結託による暴力に抗して
   ――イラク女性運動からの訴え/ハウザン・マムフード
◎「イラク国民会議設立宣言」

【論文】
◆イラク拘束事件とは何だったのか?/七尾寿子
◆グローバル化の中、劣化たどる日本の労働力/竹信三恵子
【インタビュー】
《イネケ・ゼルデンラストさんへのインタビュー》
オリンピックはフェアープレーで!
   ――スポーツウエア産業の労働者の人権尊重を/聞き手:遠野はるひ

【書 評】
渡辺 治/後藤道夫著『「新しい戦争」の時代』/国富建治
山脇直司著『公共哲学とは何か』/宮部 彰

【時評】
改憲への政治ステージへの主体的意見
   ――皇太子の「雅子のキャリアと人格否定」発言をめぐって/天野恵一

【シリーズ】
うちなーだより18 沖縄 逆転の力再生なるか/由井晶子
エセックスだより(11) ローカル選挙・グローバル選挙権?/青山 薫
《運動の思想》を読む[13] 田中美津著『いのちの女たちへ――とり乱しウーマン・リブ論――』/千田有紀
アジアのムラから見た《世界》(9) フィリピンはどこにいくのだろう/大橋成子
ハイファに溺れて(1) 肩身の狭い大学の日々…/田浪亜央江
ピープルネスへ――存在論の文脈で――(2)/花崎皋平

【交 流】
反WEF抗議行動、アジア民衆・社会運動会議(韓国・ソウル市)◆イラクにも朝鮮半島にも平和を! 6・13日韓共同行動◆荒川区男女共同参画社会基本条例をめぐって◆辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない6・26集会◆WORLD PEACE NOW7・4「平和のための投票で自衛隊撤退の実現を!」渋谷行動◆自衛隊の多国籍軍入りを許すな7・18討論集会




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