『季刊ピープルズ・プラン』26号 2004年春号

『季刊ピープルズ・プラン』 26号 2004年春号

【特集】 今こそ兵を引け!――壊れかけた帝国の暴走

 ◆武藤一羊 ファルージャの虐殺と第三次イラク戦争への移行――アメリカ占領軍とイラク民衆の全面対決
 ◆天野恵一【反戦行動ドキュメント】今こそイラクからの自衛隊即時撤退の声を!――拘束から解放まで

 【アジア平和連合・緊急共同声明】
   イラク人質事件についての緊急声明 自衛隊の即時撤退と人質の解放を求める!!――そしてすべての外国の軍隊のイラクからの撤退を 
 【「自己責任」論批判・共同声明】
  「自己責任」論による非政府組織(NGO)、市民団体、ジャーナリスト等の活動への批判に憂慮します

 ウオルデン・ベロ●イラク戦争はいかにアメリカの戦略的ジレンマを深めたか
 中嶋啓明●被害民衆の声に耳を傾け、占領の本質報道を――「人道復興支援」の美名宣伝するイラク派兵報道
 ダグラス・ラミス●イラク派兵と憲法九条――日本政府のもくろみ
 愛敬浩二●派兵から改憲へ――憲法論の観点から
 【インタビュー】戦争と平和の現在を考える●栗原幸夫さんに聞く


【小特集】 世界の底辺に届いた世界社会フォーラム

 ◆争点としての「もうひとつの世界」/小倉利丸

 【ラウンドテーブル】 もうひとつの世界を「可能にする」ために!―第四回世界社会フォーラム(in ムンバイ)報告会
  =ネオ・リベラリズムに対抗する運動/秋本陽子
  =グローバルな視点から足下を考える/笠原 光
  =もうひとつの世界を垣間見た/高里鈴代
  =開催地インドの現実が世界社会フォーラムにもたらしたもの/国富建治
  =新しい可能性を生み出す「スペース」づくり/一瀬恵美子
  =グローバルな視野で野宿者運動の方向性を模索する/なすび

 ◆【インタビュー】沖縄と世界の反基地闘争/高里鈴代さんに聞く

 【翻訳】ムンバイで世界社会フォーラムは質的に高められた――インドの組織者の立場から/ヴィノッド・ライナ
 【翻訳】ムンバイ社会フォーラムと私たちの未来――感想と提言/マイケル・アルバート
 
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【論 文】
 ●食・環境を脅かすグローバル化/水原博子
 ●トヨタのグローバル戦略――史上最高の数字に何が隠されているか/金子文夫
 ●「壁」の歴史的起源について――イスラエル・パレスチナの現在/田浪亜央江
 ●在日への迫害と準戦争法――北朝鮮制裁法に反対する/渡辺健樹

【シリーズ】
〈うちなーだより〉17 あらためて押す力と押し返す力のせめぎあい/由井晶子
〈エセックスだより〉10 孤立を求めて連帯を恐れず/青山 薫
〈運動の思想を読む〉12 H・ヴォルム、奥野路介ほか著『西ドイツ「過激派」通信』/北野 誉
〈アジアのムラから見た《世界》〉8 借金と恩返し/大橋成子
〈時評〉イラク派兵下の人権抑圧(思想弾圧)――「日の丸・君が代」処分と「反戦ビラまき」起訴/天野恵一

【書評】
アルンダティ・ロイ著『帝国を壊すために――戦争と正義をめぐるエッセイ』/久保木匡介 
W・フィッシャー、T・ボニア編『もうひとつの世界は可能だ――世界社会フォーラムとグローバル化への民衆のオルタナティブ』/山崎
真理
熊沢 誠著『リストラとワークシェアリング』/森田成也

【交流】
イラク派兵に反対する防衛庁行動/WORLD PEACE NOW 1・25、日比谷に六〇〇〇人
北海道から平和発信!イラク派兵を認めない!全国交流集会
学校に自由の風を!「日の丸・君が代」の強制をはね返せ 2・14(横浜)2・21(渋谷)デモ!
3・1朝鮮独立運動85周年イラクにも朝鮮半島にも平和を!
日の出の森シンポジウム「ごみも処分場もない未来をめざして?日の出の森から世界へ」
?世界の人々とともに?終わらせようイラク占領!撤退させよう自衛隊!
韓国の3・20「世界反戦集会」
劣化ウラン兵器禁止・市民ネットの結成の集い




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