『季刊ピープルズ・プラン』31号2005年夏号

『季刊ピープルズ・プラン』31号目次

今号にあたって 白川真澄

【特集 民衆の視点から日本と東アジアの関係を組み替える】

■【座談会】戦後60年の節目で日本とアジアの関係を検証する
      金 富子×武者小路公秀×武藤一羊×白川真澄(司会)

■FTAから「東アジア共同体」構想へ――何が問題か◆金子文夫

■【特別寄稿】中日民衆の協力で平和をつくるための提案
   ――「反日デモ」の嵐をくぐって(ラオ・キンチ)

■日本と中国の労働運動は連帯できるか
――答えはまだないが、とりあえずグローバリゼーションの亀裂に飛び込んでみ
よう(稲垣 豊)

■中国での「平穏な」暮らしの中で(秋山洋子)

■もう一つの「教科書問題」――〈世界史〉に抗するために(藤井たけし)

■日本の移住女性たち――一九八〇年代からの軌跡と課題(山岸素子)

■【インタビュー】他人がやってもやらなくても私はやる――辛淑玉さんに聞く
(聞き手:青山 薫)


【小特集 どうする? 日本のHIV/AIDS対策】

■第七回アジア・太平洋地域エイズ国際会議セックスワーカープログラム報告
(要 友紀子)

■セックス・ワーカーの労働条件としてのHIV感染予防◆水島 希

■ゲイ男性のアジアネットワークはHIV/AIDSにどう向き合っているか
                            ◆杉山貴士

■HIV/AIDSに取り組む北タイ社会◆早川文野


【論文】

●勢力を拡大する帝国◆マイケル・クレア

●欧州憲法条約をめぐるフランスの争点――社会的不満の一般化と 「左翼のノ
ン」 の勝利(清水芳恵)

●新自由主義に「ノー」の投票―― 欧州憲法とオランダ(ヴィレム・ボス)

【報告】
●「大丈夫。こっちに基地を持ってこようとしたって、私たちが阻止するから!」
(笠原 光)

●[5月28日 ピープルズ・プラン研究所 ラウンドテーブル報告]
  戦後国家と反戦・平和運動の歴史を考える――  


【書評】
○玄田有史、曲沼恵美 著『ニート――フリーターでもなく、失業者でもなく』◆いがらし まもる
○大橋成子著『ネグロス・マイラブ』◆普川容子
○金井淑子編著『岩波 応用倫理学講義5 性/愛』◆池田祥子

【時評】天皇制を批判する「護憲」は可能か?――「反『改憲』運動通信」スター
ト(天野恵一)

【シリーズ】
●〈シリーズうちなーだより(22)〉沖縄 戦争終結と戦後の六〇年(由井晶子)

●〈運動の思想を読む17〉姜信子『ごく普通の在日韓国人』(千田有紀)

●〈アジアのムラから見た《世界》(13)〉歴史を勝手にゆがめるな――「元日
本兵」報道の顛末(大橋成子)
●〈ハイファに溺れて (5)〉大好きな町の、暗くいたたまれない現実(田浪亜央
江)

【交流 】
◆地域の課題に根ざした、新たなみどりの政治を実現しよう!
◆女性天皇はいらない、天皇制はもっといらない! 「いつまで続けるの? 家父長制」 7・2シンポジウム
◆MD反対 今こそ旬! ミサイル防衛反対キャンペーン発足集会
◆北京のワークショップ報告
◆二〇〇五IACS 国際会議?Emerging Subjectivies, Cultures and Movements
◆もうたくさんだ! WTO/FTA?公正な貿易ルールを求めて?




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