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オルタキャンパス「OPEN」
【連続講座】ドイツの戦後70年―その現実を歴史認識
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第7回 歴史認識の虚構と現実


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 「ドイツは戦後、ナチス時代の罪責と真摯に向き合ってきた。しかるに日本は・・・」という言いかたが、日本に生きる私たちのいわば常識とされてきた。日本という国家社会の構成員たちが、私をも含めて、自分たちの歴史に対する責任を果たさぬどころか、それと真摯に向き合ってもこなかったことは、言うまでもない。しかし、では、ドイツはどうなのか?――これを問いなおすことは、ドイツの人びとの責任を問うことであるよりは、私たち自身を、私たち自身の現在を、問いなおすことにほかならない。「過去を前にして目を閉ざすものは、結局は現在に対して盲目となるのです」という有名な大統領演説の有名な名文句に、私は「現在に対して目を閉ざすものが、どうして過去を直視できようか?」という反問を送りたい。当の大統領は絞首台ではなく寝台の上で無事に生涯を終えてしまった以上、この反問には、私(たち)自身が答えるしかないのである。

■日時:2017年5月19日(金)18時30分開場、19時〜
■場所:ピープルズ・プラン研究所会議室

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