2019-8-31 12:14:42
研究会 : 10月13日 〈「平成」代替りを問う〉連続講座 第2期 第4回 《「教育勅語」・「日の丸・君が代」と象徴天皇制》

■問題提起:
北村小夜(元教員)
田中聡史(教員)
天野恵一 (反天皇制運動連絡会)
(司会)松井隆志(PP研)

■日時:2019年10月13日(日)14時30分〜(開場14時)
■場所:PP研会議室(裏面参照) 
■参加費:800円
■主催・連絡先:PP研(裏面参照)

 天皇「代替り」の政治のスタートを告げる「生前退位」希望のアキヒト・メッセージにふれて北村小夜は、こう語った。

「小学校で執拗に教えられたので決して忘れることはない。天皇が国民に言った“ことば”が勅語で、書いたものは詔書と。
 2016年7月13日、NHKのスクープに始まり、8月8日には『ビデオ・メッセージ』(おことば)が流れて、退位の意向が示されると、70年経っても主権在民が身につかない国民の支持に押されるように、無法は無視され、政治が実現に向かっていった。こんなことができるのは大日本帝国憲法下の天皇でしかない。まさに『天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ』ではないか。
 2016年4月から小学校で、道徳が教科化された。2006年改悪教育基本法の『伝統文化を尊重し、わが国と郷土を愛する・・・』を掲げ、22の徳目ごとに教材で具体化した検定教科書による授業が始まっている。教科化に対しては教育勅語・修身の復活といって、1958年の導入以来60年にわたって反対してきた。私たちが使った第三期国定教科書修身の一年生の初めは『テンノウヘイカバンザイ』であった。当時に比べれば天皇・皇族は身近にある。よく歩き回り、新聞やテレビに現れない日はない。歩き回った跡には碑や看板ができる。興味本位な情報もあふれている。自民党憲法改正草案では元首化を目指している。いまこの国で生き方を学ぶには天皇制については真剣に議論しなければならない。しかし、道徳教科書は天皇や元号に全く触れていない。大抵の教材は背後に置くことくらいは容易に見える。書く条件は揃っているのに書かないのはきちんと書くのは憚かられ、中途半端に書けば、左右からの攻撃を受けることを怖れているからであろう。私たちも天皇・国旗・国家などの記述は少ない方が良いという消極的な対応しかできないのが現実であるが、次回からは本性が現れるだろうし、道徳の性根が明らかになったのだから、覚悟してかからなければならない」(傍点引用者)。

 「天皇制と道徳の教科書」のタイトルの「反天連」のニュース(Alert24〈2018年6月5日〉)の文章である。
 「平成から令和」への「代替り」の今、新元号フィーバーをテコにした〈祝祭ナショナリズム〉の政府・マスコミ一体化した大騒ぎはやまない。このプロセスを通して、教育の国家主義(道徳)化は、より加速されよう。今回は、戦後教育の中を教師として生きてきた北村小夜に、安倍首相(夫妻)が肩入れした「森友学園」の幼児教育にグロテスクに浮上した「教育勅語」(全児童の唱和)に象徴される状況が、なにを示すかをメインに語っていただく。
 もう一人、2003年10月23日の東京都教育委員会が出した「入学式・卒業式等における国旗掲揚及び国家斉唱の実施について(通達)」、いわゆる「10・23通達」以後、各段と強まった学校現場での「日の丸・君が代」強制に、少数派に追い込まれながらも〈抵抗〉する動きの中を生き続けてきた特別支援学校教員、田中聡史に、ドタンバの現状を(いくつかの裁判闘争の経過も含めて)レポートしていただく。
 反天皇制運動連絡会の天野恵一は、後から振り返れば、「昭和代替り」のプレ・イベントともいえた、1987年の沖縄海邦国体の問題。その時の読谷村のソフトボール大会会場での、知花昌一らの強制された「日の丸」を焼き捨てた〈抗議〉行動への弾圧への救援活動の体験を通して、「国旗・国歌」化されてしまい、あたりまえのとされつつある「日の丸・君が代」の今を問いなおす。
 〈「代替り」状況の中で考える「教育勅語」・「日の丸・君が代」と象徴天皇制〉。この集まりへの参加を呼びかける。


★江戸川橋駅(有楽町線)からの行き方
江戸川橋駅1-b出口を出て、左手に天丼てんや、ドトールコーヒー、ファミリーマートなどを順に見ながら大通り(新目白通り)を直進します。3番目の信号(一休橋)の角に中華料理店があります。そこを左折して下さい。左側にある三番目のビルの2階です。道路の左側にある3つ目のビルです。1階は拳法の道場です。
◎江戸川橋駅は、改札から1-bの出口まで地下道で3分かかります。

【連絡先】
 一般社団法人ピープルズ・プラン研究所
 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
 電話: 03-6424-5748
 Fax : 03-6424-5749
 E-mail: ppsg@jca.apc.org

投稿者:事務局
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