2009-2-10 14:19:51
反戦・平和 : 【緊急カンパのお願い】米国ワシントンDC反基地会議

2009年2月27日(金)〜3月2日(月)まで、米国ワシントンで外国軍軍事基地に関する会議「帝国抜きの安全保障:外国軍軍事基地に関する全国会議」が開催されます。この会議は、米国で広範に活動する平和・反戦、人権、女性、アカデミズム、労働組合、宇宙の軍事利用反対、反核のネットワークが共同で準備を進めているものです。


これまで、米国の運動内における自国(米国)が海外に置いている基地問題についての意識は必ずしも高いものと言えず、また、「愛国心」「反テロ戦争」世論のなかでの自国の軍隊批判も容易ではなかったと言えます。オバマ政権になり、米国内向けにはこれまでとは違う政策が打ち出されていますが、先日のクリントン国務長官と中曽根外務大臣の電話会議などでは、沖縄・日本における米軍再編計画の遂行と日米安保体制の強化が確認されており、私たちは弛みなく運動を続けていかなければなりません。


このような状況のなか、2004年の世界社会フォーラム(インド・ムンバイ)での世界反基地ネットワークの立ち上げと2007年にエクアドルで開かれた同ネットワークの設立総会など、世界的な反基地への取り組みの強化や拡大、そして、メーリングリストなどを通じての恒常的情報交換に加わってきた米国の運動体の尽力もあり、ついにアメリカ本土で反基地会議が開催されようとしています。


(東京でも、このような世界反基地ネットワークの動きにあわせて、2007年にはアジア太平洋反基地東京会議が開催されました。たくさんの方々が呼びかけに加わってくださり、また、カンパも寄せてくださった結果、沖縄、横須賀、座間、呉・岩国、湯布院、グアム、ハワイ、韓国、フィリピン、ミンダナオ、オーストラリアなどから反基地活動家が集い、問題意識の共有、情報交換をおこない、参加者約150人の公開集会などを開くことができました。この会議でできたネットワークはさまざまな形で活用されています。)


今回のワシントン会議のアメリカ側の組織団体を見るに、今後、アメリカの反戦・平和の広範な運動のなかに米軍の海外駐留基地問題を押し込んでいくことの大きな第一歩となりそうな組み立て方がされており、私たちは、この会議が開かれることを支持します。また、ここに沖縄・日本からの声を入れて行くことは非常に重要と考えます。


沖縄ではヘリ基地反対協や沖縄市民平和連絡会が代表を送ることを決めており、神奈川などでも人を送る具体的な話が進められています。私たちは、沖縄・日本の草の根の反基地運動で活動する多くの人びとをこの会議に送り出したいと考えています。


つきましては、参加者の渡航費・現地滞在費や資料作りの費用などを捻出するためにカンパにぜひご協力ください。一人でも多くの人の参加を実現するために、皆さまからのご協力をぜひよろしくお願いいたします。


ワシントン会議カンパ振込み先
アジア平和連合ジャパン
郵便振替口座:00110-8-591451
締め切り:2009年2月25日(水)
一口 1000円〜 複数口大歓迎です。
※通信欄に「ワシントン会議カンパ」とご明記ください。

ワシントン反基地会議参加・カンパ呼びかけ団体(あいうえお順)
核とミサイル防衛にNO!キャンペーン、沖縄平和市民連絡会、ピースリンク 広島・呉・岩国、ピープルズ・プラン研究所、フォーラム人権・平和・環境(2009年2月10日現在)


米国からの会議呼びかけおよびプログラム<案>

帝国抜きの安全保障:外国軍軍事基地に関する全国会議
*開催地:アメリカ合衆国 アメリカン大学(ワシントンD.C.)
*開催日:2009年2月27日(金)〜3月2日(月)


沖縄、グアムから、ホンデュラス、ドイツ、イラク、さらに世界中で、外国軍軍事基地につきものの権力乱用の人権侵害の被害を被ってきた人びとは、その撤退を要求しつづけてきました。こうした基地は戦争の可能性を高めるだけでなく、国家の主権、民主主義や人権を掘り崩し、絶え間ない、また時には極めて有害な環境汚染をひきおこしています。そして、強かんなどの性暴力を含む犯罪を増加させ、命に関わる事故の危険性も高めてきました。基地の多くは、「受け入れ」地域住民から押収した土地に置かれています。


軍事基地とは金がかかるものです。米国内と海外で、本来であれば人びとの生活ニーズを満たし、経済活性化のために使われるべき約1380億ドルの金が、軍事基地のために振り分けられています。


外国軍軍事基地が引き起こした損害に対して、平和と正義のために取り組む米国の活動家やグループは連帯行動という形で応えてきました。外国軍軍事基地が引き起こした損害に対して、平和と正義のために取り組む米国の活動家やグループは連帯行動という形で応えてきました。プエルト・リコとエクアドルが米軍基地撤退を勝ち取ることを支援し、沖縄の米軍部隊を縮小させ、イラクの軍事基地計画を阻止し、アフリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジア、太平洋での勇気ある運動を支援してきました。


個別グループや、米国の平和と社会正義運動に関わるますます多くのネットワークが、今日、基地に反対する啓発活動や組織化に関わっています。そして、より大きな結束体をつくり、私たちの取り組みをよりよく結びつけ、共通の戦略を展開させ、私たちの運動を拡大するときが来ました。


12の組織の代表たちは、軍事基地の閉鎖と撤退のための全国会議を組織するために準備をしています。開催日は2009年2月27日から3月2日。開催地はワシントンD.C.のアメリカン大学です。


この会議が目指すもの:
・米軍基地とそれへの抵抗に関する情報を共有すること。
・米国の反基地運動を強め拡大すること。
・米国の反基地運動と国際的な反基地運動をもっと可視化させること。
・米軍の海外駐留基地の閉鎖・縮小させるために議会に圧力をかけること。


この会議の特色は、多くの「受け入れ国」からの基地抵抗者たちが参加することです。パネリストたちは、外国軍軍事基地の射程、機能、影響、現在の政治的・地政学的状況がつくりだしているチャンスと課題、組織化の重要性、私たちの運動戦略の展開に焦点をあてることになっています。ワークショップでは、反基地の個別の取り組みについて学び、現在展開されているキャンペーンを応援する機会になるでしょう。


3月2日(月)は、国会議事堂でロビー活動を行なう日です。ここにはできるだけたくさんの会議参加者が参加してほしいと思います。


会議の詳細については、email: GGold@afsc.org、
電話:617-661-6130(米国外からは、+1-617-661-6130)
ウェブサイト:www.projectonmilitarybases.org


【参加団体】
・米国フレンズ奉仕委員会
American Friends Service Committee
・アメリカン大学人類学部
American University Department of Anthropology
・東アジア-米国.-プエルト・リコ 軍事主義を許さない女性ネットワーク
East Asia-U.S.-Puerto Rico Women’s Network Against Militarism
・友和会
Fellowship of Reconciliation
・宇宙の兵器と原子力に反対するグローバル・ネットワーク
Global Network Against Weapons and Nuclear Power in Space
・政策研究所
Institute for Policy Studies
・南東部労働組合
Southwest Workers Union
・平和と正義のための連合
United for Peace and Justice
・アメリカ平和委員会
U.S. Peace Council
・カリフォルニア大学リーダーシップ開発および太平洋・アジア・北米宗教学研究所
University of California Institute for Leadership Development and Study of Pacific and Asian North American Religion
・平和のための帰還兵
Veterans for Peace


【準備コア委員会】
・ブルース・ギャグノン(宇宙の兵器と原子力に反対するグローバル・ネットワーク)
Bruce Gagnon―Global Network Weapons and Nuclear Power in Space
・ジョセフ・ガーソン(米国フレンズ奉仕委員会 平和&経済の安全保障&外国軍軍事基地に関する研究者ネットワーク)
Joseph Gerson―AFSC Peace & Economic Security Program & Scholars
Network on Foreign Military Bases
・キャシー・グッドマン(米国平和委員会)
Cathy Goodman―U.S. Peace Council
・ダドリー・ヘンドリック(平和のための帰還兵)
Dudley Hendrick―Veterans for Peace
・グウェン・カーク(東アジア - 米国 - プエルト・リコ 軍事主義を許さない女性ネットワーク)
Gwen Kirk―East Asia-U.S.-Puerto Rico Women’s Network Against Militarism
・ジョン・リンゼー・ポーランド(友和会、世界反基地ネットワーク国際調整委員会メンバー)
John Lindsey-Poland―Fellowship of Reconciliation and member of the International Coordinating Committee of the International Network for the Abolition of Foreign Military Bases
・ダイアン・ロペス(南東部労働組合)
Diane Lopez―Southwest Workers Union
・チオマ・オルー(政策研究所、AFRICOM 米アフリカ司令部抵抗運動)
Chioma Oruh―Institute for Policy Studies and AFRICOM resistance
・バルタツァー・ピンゲル(米国フレンズ奉仕会平和構築グローバルコーディネーター、世界反基地ネットワーク国際調整委員会メンバー)
Baltazar Pinguel―AFSC Peacebuilding Goal Coordinator, member of the
International Coordinating Committee of the International Network for the Abolition of Foreign Military Bases
・マイケル・ウール(平和のための帰還兵)
Michael Uhl―Veterans for Peace
・デービッド・バイン(アメリカン大学人類学部、軍事基地に関する学者ネットワーク)
David Vine― American University, Department of Anthropology, Scholars’ Network on Military Bases
・エミラ・ウッズ(政策研究所、AFRICOM<米アフリカ司令部抵抗運動)
Emira Woods―Institute for Policy Studies and AFRICOM resistance


【外郭企画委員会】
上記の他、
・レスリー・ケイガン(平和と正義のための連合ディレクター)
Leslie Cagan, Director―United for Peace and Justice
・アンドレ・トマス・コンテリース(「デモクラシー・ナウ」スペイン語部門、非暴力インターナショナルのアメリカについてのディレクター、世界反基地ネットワーク国際調整委員会メンバー)
Andres Thomas Conteris―Democracy Now! en Espanol, Director of the Program on the Americas of Nonviolence International, Member of the
 International Coordinating Committee of the International Network for the Abolition of Foreign Military Bases
・カイル・カジヒロ(米国フレンズ奉仕会 ハワイ)
Kyle Kajihiro―Director, AFSC Hawaii
・アルフレッド・マーダー(米国平和委員会)
Alfred Marder―U.S. Peace Council
・サイフ・ラフマン(政策研究所)
Saif Rahman―Institute for Policy Studies
・メアリー・ベス・サリバン(宇宙の兵器と原子力に反対するグローバル・ネットワーク)
Mary Beth Sullivan―Global Network Against Weapons and Nuclear Power in Space
・サンドラ・シュバルツ(米国フレンズ奉仕会 軍備縮小スタッフ サンフランシスコ)
Sandra Schwartz―AFSC Disarmament Staff, San Francisco
・アリッサ・ウィルソン(米国フレンズ奉仕会 ワシントンD.C.)
Alissa Wilson―AFSC Washington, D.C.


【プログラム<仮>】
♦2月27日(金)
16:00 ペンタゴンで座り込み
17:30 - 19:00 会議登録
19:00 - 20:30 全体会:「アメリカの反基地運動の枠組みづくりと強化に関する概論」
            発言者:Zia Mian(プリンストン大学 国際安全保障論)
            Cynthia Enloe(クラーク大学 女性学)
            John Lindsay Poland(友和会コーディネーター)
            アメリカ先住民 ほか
20:30 - 21:30 小さなグループに分かれて議論


♦2月28日(土)
8:45 - 10:45 全体会
11:00 - 12:30 分科会
  ◎基地・女性に対する暴力・抵抗
    コロネル・アン・ライト(平和のための帰還兵)など
  ◎AFRICOMへの抵抗
    ワフラ・オクム(安全保障研究所)、エミラ・ウッズ(政策研究所)
  ◎軍事化・環境正義・持続可能性
    ケイト・マッカフェリ(モンクレア州立大学/真の平和のための女性)など
  ◎アジア太平洋における米軍基地撤退運動
   リサ・ナティビダード(グアム大学)、高里鈴代(沖縄 基地軍隊を許さない行動する女たちの会)、ホン・スジョン(ノドゥットゥル コリアンコミュニティーの発展)
  ◎軍事基地調査、反基地運動におけるオンラインツール
   ジョン・リンゼー・ポーランド(友和会)、ゾルタン・グロスマン(エバグリーン州立大学)など
  ◎究極の基地としての宇宙:宇宙支配は米国の帝国設計においてどうカギとされているのか
   ブルース・ギャグノン(宇宙の平気と原子力に反対するグローバル・ネットワーク)、ジャナ・グィヴィカ(反基地イニシャティヴ)、ティム・リン(平和のためのネブラスカンズ)など
  ◎軍事基地と経済:金融危機を受けての戦略的基地展開
   ミリアム・ペンバートン(政策研究所、平和と正義のための連合リソースパーソン)ほか
  ◎帝国の悲哀:ディエゴガルシア、マーシャル諸島、中東
   レッド・ジャラ(米国フレンズ委員会)、アミー・ホルメス(アメリカン大学 カイロ校)
12:30 - 1:15 昼食
1:15 音楽・文化イベント
13:30-15:00 全体会 勝つための戦略づくり
  ブルース・ギャグノン(宇宙の平気と原子力に反対するグローバル・ネットワーク)
  ウィルバード・ツェイデン(トランスナショナルインスティチュート、世界反基地ネットワーク)
  ミリアム・ピムバートン(政策研究所)
  キャサリン・ルイス(ワトソン研究所)
15:15 – 17:00 分科会
  ◎包括的戦略づくり(I)
  ◎軍事基地での直接行動
  ◎草の根戦略:世論喚起に向けてのグラニー平和旅団の戦略
    グラニー平和旅団
  ◎ロビーング101:はじめてロビーングをする人たちのためのセッション
    アリッサ・ウィルソン(米フレンズ奉仕委員会) ほか
  ◎軍事化とアメリカ-メキシコ国境での抵抗
    米フレンズ奉仕団 サンディエゴスタッフ
  ◎平和のための帰還兵主催ワークショップ
    マイケル・ウル(平和のための帰還兵) ほか
  ◎運動をつくる:頭、心、手を惹きつける運動
    発言者検討中
  ◎ヨーロッパの核基地への抵抗
    ジャッキー・カバッソ(西武諸州法律協会) ほか
17:00 – 18:00 小さなグループに分かれての議論
18:00 – 19:00 パーティー
20:00 – 22:00 包括的戦略セッション(II)と反軍事化ファッションショー
お勉強会


♦3月1日(日)
10:00 - 12:00 分科会つづき
       包括的戦略セッション(III) ほか
12:00 - 13:00 昼食
13:00 閉会式 新しい時期、軍事基地とペンタゴン予算
        発言者:ウォルデン・ベロー(トランスナショナルインスティチュート)
              バーバラ・リー(民主党下院議員)
14:00 - 16:00 ロビーングのトレーニング

♦3月2日(月)
ロビーングの日

投稿者:事務局
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[2019.05.14]